実験【Plasma vs. HPS/MHL】
トマト育成に於ける、280W LEP(プラズマライト)と600W HPS/MHL(高圧ナトリウムライト/メタルハライドランプ)との比較実験
実験は、周囲の室温、水、および肥料が等しくコントロールされ、閉じられた部屋で実施された。植物棚の上部に商業用の機器を設置して、比較を行った。
下記は、このコントロールされた環境のもとでの結果である。最初の6週間のテスト状況、データ及び写真である 。これらの結果は、予備的ではあるが、プラズマライトの市場性を確認できた。
【1週間後】
左:LEP(プラズマライト)280W
右:MHL(メタルハライドランプ)600W
【2週間後】
植物(トマト)は、プラズマからの高いスペクトルに反応している。
【3週間後】
LEP(プラズマライト)の方が、植物は目立って色濃く、葉と茎の成長はより高い。
【4週間後】
LEP(プラズマライト)の方が、植物は更に高くなり、茎の数も多くなる。開花時期も早くなる。
【5~6週間後】
600W MHL(メタルハライドランプ)は、最適な照明シナリオのために、600W HPS(高圧ナトリウムライト)に交換された。
LEP(プラズマライト)の花は満開で、トマトの数もカウントできるようになった。
【トマト実験結果】
この6週の実験を通じて、280WのLEP(プラズマライト)と600WのHPS/MHL(高圧ナトリウムライト/メタルハライドランプ)を比較すると、下記のような結果になった。
LEP(プラズマライト)の方が、
・植物(トマト)の育成期間が短縮された
・茎と葉と分岐の数が増加した
・濃い葉の色は、葉緑素のより高い吸収率を示している
・花と蕾の数の増加で、トマトの工場当たり収穫量を増加させた
・LEPはHPS/MHLと比較して、約53%の省エネルギーであった。
・LEPの長寿命は、植物や果実の成長段階を通して、より長くより一貫した照明レベルを提供した。
・LEPはHPS/MHLより高い光学スペクトルを示した。それは植物や果実に良い影響を与えた。
・LEPは完全に制御可能で、ほとんどのモデルとインタフェースできた。
プラズマライトの研究 開発パートナー一覧
• Kapital Produce – トマトとトウガラシの育成(オンタリオ州)
• Harrow Research Facility
温室育成のための研究施設(オンタリオ州)
• Ball Horticulture
花の挿木苗(さしきなえ)育成のための研究施設
• Pan American Seed
花の挿木苗(さしきなえ)育成のための研究施設
• Australian Institute of Marine Science (AIMS) 海の生物学研究施設(オーストラリア)
• HID Direct
植物工場の市場開拓と研究(日本)
• Worm’s Way
趣味園芸向け販売と研究
• ParSource
全国的な商業販売と研究