実験【Plasma vs. LED】
プラズマライト(LEP) と LEDの植物育成比較実験(家庭菜園編 at HIDDirect 米国シアトル研究室)
実験内容
280ワットのLEPと300ワットのLEDのライトの下、ライト以外を同一条件(照射時間、水やり、など)で野菜を種から家庭菜園用の水耕栽培キットで栽培し、その成長過程を観察する。
実験時期、場所
2013年1月~2月、冬。米国シアトル、一般的な住宅の部屋の一角。
実験準備
・5種類の野菜 (スナップ豆、ブロッコリー、緑レタス、赤レタス、タイバジル)の種を種類毎に容器に入れ、ひと晩水に浸ける。
・種をそれぞれ5個ずつ埋め込んだ2つの苗床を作成し、ひと晩おく。
【1日目】
・隣同士に棚設定
・ライトの設定
・苗床の設置
・芽が出るまでの間、カバーをかける
・ライトを毎日同じ時間にオン/オフ
・オン:17時間/日
【3日目】
・それぞれの苗床でスナップ豆が芽を出し始める
【12日目】
・LEPのスナップ豆がよく成長
・共にその他の種も芽を出す
【17日目】
・LEPのほうが発芽している種も多く、成長も早い。
【21日目】
・LEPのほうは、5種類全体が良く成長してきた。
【24日目】
・LEDも5種類全体が成長してきたので、上からの画像では同じに見えるが、横から見ると、背丈の違いが良く分かる。
【25日目】
・LEPのスナップ豆の綺麗な白い花がいくつか咲いた。
【28日目】
・スナップ豆:LEPで豆が成長してきた。
LEDで花が咲き始めた。
【29日目】
・ギッシリ詰まった状態だが、共にどの野菜も良く成長している。LEPのほうがボリュームも多く背丈も高い。
【34日目】
【43日目】
・LEPのタイバジルのつぼみが出た。
【45日目】
・LEPのタイバジル、レタスを収穫し、試食。
・シャキッとパリッとした食感とそれぞれの野菜のしっかりとした味が美味。
・種から栽培し成長を観察したが、発芽の過程で既に、LEPでの方が成長が早いことが分かった。
・LEP、LED共に、それぞれの野菜はしっかりと強く成長したが、LEPはLEDより野菜の成長を促すことが明らかとなった。
・今回は、隣接する野菜の葉や根への影響を考慮し、間引きせずに実験を行ったが、枯れることもなく成長した。
・それぞれの野菜を適切な間隔で配置し栽培することにより、より良く成長するのではないかと思われる。
HIDDirect 米国シアトル研究室